2022/10/02 19:08
さて。新羽二重糯米との日々が始まりました。
糯米は小さい頃おばあちゃんがやっているのを少し手伝っていた程度で、まずはいろいろな先生方に1から教えてもらうことから始まりました。
ほんと1から。
浸水するところからです。糯米の洗い方、新米と古米の時間、先生によって少し違うところがでてくることもあったのですが、そこはやっていくうちにこの時はこの先生のを取り入れて、こんな時はこの先生のを取り入れてっと両方合わせてみたりとか、ほんと1からのはじまり。
いろんな糯米で味の違い、柔らかさ、蒸し方を味わってみたのですが、うん!やっぱり新羽二重糯米が一番つやつやしているし、のびも、口に残る味もすごくおいしい!
でもこの蒸しをなんとか自分のものにするまでにはほんっと挫折の日々。
そんな時に全国の糯米を扱っている、もちを作っていらっっしゃる方の中で、ある方の言葉に出会いました。
「お餅をスタンダードに」
その方の書いていらっしゃる言葉をその時に記載されていたのすべて読ませて頂き、
急に光の線が見えてきたんです。光の線というか、この人にいつか会いにいこうとの思いが湧き、もち歴史、文化、もちを使ったらどんなことができるんだろうっと、そこからは初めまして!のことしかないので、もう楽しむしかないので、とにかくやってみることにしていきました。
少し話がそれますが、今店舗があるのは京都市北区紫野西土居町という場所にあります。
近くに御土居もあったり、5分下がったら北野天満宮、8分くらいで平野神社に行けます。
お店のすぐ横には昔の御土居の高さが感じられる急な坂もあり、歴史を感じられる場所ではありますが、
閑静な住宅地の中にいきなりOPENしたので、ご近所さんはすごく驚かれていました。
急にできたので皆さん嫌な顔されないかとすごく心配していましたが、真逆で応援して下さる方ばかりで、
声をかけて下さったり、お手紙頂いたり、ハイタッチしたり、来てくださる方の笑顔を見る日々は貴重な誤算です。